スキーボードの購入方法
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スキーボードの購入方法
『スキボの選び方』で自分の方向性に適したスキボを決めることが出来たかと思いますが、実際に購入しようとしたときにどこで購入すればいいのか分からないと言う方もいるかと思います。ゲレンデで少数派なスキーボード、ファンスキーは取り扱っているショップもさほど多くはありません。せっかくスキボを始めたいと思ってくれているのに、肝心のスキボが購入出来なければどうしようもないですよね。
そこでスキボダゲレンデジャッカーからスキーボード、ファンスキーの購入方法、入手方法とそれぞれの特徴を紹介します。
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- <新品で購入する場合>
- スポーツ量販店
- スキー専門店
- インターネット通販
- スキボブランドのサイト
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- <中古品を購入する場合>
- オークションサイト
- 中古品取扱い店舗
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- <その他>
- 友人などから
- SNSなどへの呼びかけ
紹介した中には皆さんが既にご存知のものもあるかと思いますが、どこでどのように入手するかは皆さんの自由です。それぞれの紹介をご覧になって利用しやすいと感じたところや普段利用しているところから購入するのがいいかと思います。
普通のスキーよりは安価である、とは言っても、それでもさほど易い買い物ではありません。後悔しないためにも自分にあった一本をじっくりと検討してくださいね。
スキーボードを新品で購入する場合
スキーボード、ファンスキーを新品で購入する場合には以下の方法があります。
スポーツ量販店で購入
スキーボード、ファンスキーはスポーツ量販店で購入することが出来ます。
スポーツ量販店は全国に多数ありますが、例えば下記のような店舗です。
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- <全国展開のスポーツ用品店>
- Alpen|アルペン
- SPOPIA|スポーピア
- ヒマラヤスポーツ
- Super Sprots XEBIO|スーパースポーツゼビオ
他にも多数のスポーツ量販店があるかと思いますが、全ての店舗でスキーボードの取扱いがあるわけではありません。『何だよそれ?』と思われるかもしれませんが、どこで取扱いしているかが分からない。と言ったほうが正確です。
スポーツ量販店には全国規模のものから地方展開に特化しているものまでさまざまです。また店舗の規模や地域などの分かりやすい特徴から、店舗での購入層や分類別の売り上げ比率、果てはその店舗のオーナーの嗜好など、同じ系列店舗であっても全く同じ条件である店舗はありません。
つまり何が言いたいかと言うと、例えば『Aグループ』と言う量販店でa、b、cと言う店舗があったとして、この店舗全てが同じ商品を取り扱っているとは限らないのです。aでは5種類のスキボあったとしても、bでは1種類しかない、cではスキボの取扱い自体がない。そんなことが当たり前のようにあります。
またスポーツ量販店の多くは取り扱い品目が非常に多岐に渡るため、商品知識も広く浅くとなっていることが多いです。もちろん一般的なことであれば問題なく対応してもらえるかと思います。しかしスキーボードについて何か質問をしたいと思っていても、スキーボード自体が一般的と呼べるジャンルではないので、専門的なことなどに回答してもらえることは少ないと思っていた方がいいかもしれません。(もちろん中にはスキボに詳しい店員さんもいるかもしれませんが)
更に取り扱われているスキボは簡易固定式ビンディングや専用の解放式ビンディング品のものが多く、4x4ビンディング対応スキボや解放式ビンディング取り付け対応スキボを扱っているスポーツ量販店はさほど多くないと思います。
反面、スポーツ量販店は価格面では非常に強く、他の店舗よりも安く購入できたりチラシやセールなどで更に安価に購入できる可能性があります。
スキー専門店での購入
スキーボード、ファンスキーは一部のスキー専門店でも購入することが出来ます。
スキー専門店もスポーツ量販店同様に多数ありますが、比較的有名な店舗の一例です。
スキー専門店では多種多様な製品を取り扱うスポーツ量販店と異なり、スキーやスキーに関わる製品の取扱いに特化しているため、購入時には専門的な知識でさまざまなアドバイスをもらえることが多いです。
品揃えはスキーを専門に扱っている強みで非常に多彩なものを取り扱っている店舗が多いです。スキボにおいても4x4ビンディング対応品などはもちろん、複数のスキボブランドを取り扱う店舗もあります。
これだけ挙げるとスキー専門店での購入が一番良いように思えると思いますが、残念ながらスキーボード、ファンスキーを取り扱うスキー専門店は意外と少なく、フリースタイル、マウンテンなどの分野向けスキーは置いてあっても、スキボの取扱いがない店舗のほうが多いのが現状です。
しかしながら知識面や複数ブランドのスキボを実際に手に取って確認することが出来るメリットは非常の大きいので、お近くにスキーボード、ファンスキーを取扱いスキー専門店があれば、ぜひ一度訪れてみてください。
スキー専門店の中でもスキーボードを取り扱っていると思われるショップの一例です。他にも全国には多数のスキー専門店がありますので、色々なお店を探索してみるのも面白いと思いますよ。
インターネット通販
スキーボード、ファンスキーを購入するのにインターネット通販は非常に有効なツールと言えます。
<インターネット通販サイトでの検索結果>
楽天市場で『ファンスキー』を探す / 楽天市場で『スキーボード』を探す
アマゾンで『ファンスキー』を探す / アマゾンで『スキーボード』を探す
Yahoo!ショッピングで『スキーボード、ファンスキー』を探す
※スキボは『ファンスキー』『スキーボード』などの表記の揺れがあるので、複数種類で言葉で検索しました。
上記リンク内の検索結果を見てもらえればお分かりになるかと思いますが、実はスキーボード、ファンスキーを取り扱っているネット店舗は意外と多いです。一つ店舗あたりの取り扱い数はさほど多くはないのですが、楽天市場やアマゾン
、
Yahoo!ショッピングなどのインターネット通販はその場で多数の店舗の取扱い品を比較できるため、一度に多数のスキーボードを比較検討することが出来ます。
そのため全ての店舗をまとめるとさまざまな種類のスキボがラインナップされていることになり、その品目数は量販店や専門店などを遥かに凌駕することになります。
しかしスキボだけに言えることではありませんが、ネット店舗の場合は自分で検索して商品を探さなくてはいけないので、自分が欲しいスキボを探すのに苦労することがあります。また商品探しから購入と言う過程内で店員が関わる機会がないので、購入するスキボに関して詳細や不明な点があっても、その都度確認することが出来なません。
それに加えてネット店舗での買い物は購入した実際に手元に届くまで商品に実際に触れることが出来ない、また商品代金とは別に送料や入金手数料が発生する場合があると言うデメリットがあります。(但し条件によっては送料無料などもあります)
スキーボードブランドのサイト
スキーボード、ファンスキーはスキボのメーカーサイトから直接購入できる場合があります。
『スキーボードブランドの紹介』で紹介したブランドのうち、以下のスキーボードブランではサイトから直接購入が可能です。
スキボブランドのサイトから直接購入できる一番のメリットは専門的知識の授受にあります。板の性質などの専門的なことやどんな滑走に向いているかなどの板の特徴、或いは自分の滑走スタイルからどんな板が向いているかの相談に乗ってくれるかも知れません。
メール等でも十分に専門的な質問への対応をしてもらえると思いますが、もし展示会や試乗会などでメーカーの方と直接話す機会があれば、ぜひ色々と聞いてみてください。チャンスがあれば板の開発などに携わっている方とお話できるかもしれません。
スキボブランドから直接購入するデメリットはそのメーカー以外の板の購入は当然ながら出来ないと言ったところですが、ある程度吟味してそのブランドを選んだのであればそんなに大きなデメリットはいえないと思います。
中古品を購入する場合
スキーボード、ファンスキーを中古品で購入する場合には以下の方法があります。
オークションサイト
スキーボード、ファンスキーはインターネットオークションや個人売買サイトなどでもスキボを購入することは可能です。
オークションサイトを利用の際はヤフオク!、Amazon、メルカリなど複数のオークションサイトを一括で検索、比較できる aucfan | オークファン が便利です。
インターネットオークションや個人売買サイトの商品は中古品が多いですが新品が出品されている場合もありますので、じっくりと探せば掘り出し物を見つけることもよくあります。
これらのサイトを利用する最大のメリットは価格です。中古品はもちろんですが、新品でも店舗価格よりも安価で購入できることが多く、スキボダの皆さんにも利用者は多いと思います。
しかしネットオークションは個人売買です。更に顔が見えないネット上での取引になります。そのため意外と注意点が多いので以下に挙げてみます。
- 欲しいものがあるとは限らない
- 購入希望者が殺到すると値が競りあがる
- 基本的に送料が発生する
- 1点モノである
- 商品状態がピンキリ
- 購入後の保証がない
- 稀に詐欺や個人情報収集業者がいる
上手く利用すれば非常に便利なオークションサイトですが、慣れていなかい方や店舗などの新品購入の感覚でいる方にはあまりお勧めは出来ませんが、安価で購入できる“かも”しれないと言うことは、若干のゲーム感覚も混じっていて眺めているだけで楽しいものです。
オークションサイトなどを利用の際には、あくまでも中古品であることと顔が見えない相手とのやり取りであると言う万が一のリスクを常に考慮するようにしてください。
中古品取扱い店舗
スキーボード、ファンスキーは中古品取扱い店舗、いわゆるリサイクルショップでも取り扱いがあります。
中古品取扱い店舗やリサイクルショップの場合、やはり中古品なので安価で購入出来ると言うメリットに加えて、オークションなどと違い現物を実際に手にとって確認出来ると言うメリットがあります。
また店員がいるので、専門的な質問への回答は期待できませんが、商品にまつわる一般的な質問には対応を期待できます。
価格については、オークションと異なり値が競りあがることがないので貼付されている値札額で購入できるので、購入予算などを決めやすいと言うメリットはあります。
しかし中古品はその場限りの1点モノであることに加えて、新品と異なり入荷は誰かが売りに来ないと入荷しません。店頭に並んでいるものは常に一点モノであると言う状態で、欲しいものがあるとは限らないと言うデメリットがあります。
スキボはゲレンデでも少数派であるのと同様にリサイクルショップでもさほど品数は多くありません。また残念ながら世間的な評価があまり高くなく認知度も低いのですがそれが幸い(?)して、リサイクルショップなどの中古品取扱い店舗でも驚くほど安価で販売されている場合があります。
オークションなどでは他の出品者の価格を参考に値段設定することが多いので、新品よりは安価であるとは言え、モノによっては強気の価格を設定されていることもあります。しかしリサイクルショップではその店舗やチェーンの基準に基づき価格設定されていることが多いので、場合によってはオークションなどよりも更に安価に購入できるケースもあります。
時間があるときにはこまめに店頭をチェックすると、もしかしたら思わぬ掘り出し物にめぐり合えることがあるかもしれませんよ。
その他の入手方法
スキーボード、ファンスキーは仲間との繋がりから入手できる場合もあります。
友人などから
スキーボード、ファンスキーはゲレンデでの人口こそ少ないものの、経験として体験したことがある人は意外といるかと思います。また、今はスキボをやっていなくても、子供と一緒にスキーをするためにスキボを買ったという世代もいるかもしれません。
そう言った方たちから安価で譲ってもらうと言うのも入手手段としてはアリだと思います。
周りにスキボじゃなくてスキーをやっている方に聞いてみたら、もしかしたら使っていないスキボを持っているかもしれません。そう言った方たちにスキボの魅力を相手に伝えれば、それに絆されて譲ってくれるかもしれませんよ。
但し図々しくおねだりするのは論外としても、逆に魅力を熱く語りすぎると、そのお相手のスキボ熱も再燃してしまうかもしれません。そうなるとスキボダGJとしては新しいスキボ仲間増えことになるので歓迎ですが、話としては本末転倒ですよね(笑)
SNSなどへの呼びかけ
どんな趣味でもそうですが、趣味にハマればハマるほど収集欲が出てきてしまうのは仕方がないことだと思います。そしてそれはスキーボード、ファンスキーなどでも例外ではありません。
スキボダの方々は一人で複数本のスキボを所持しているのが珍しくありません。人によっては10本以上、20本以上所持している強者(つわもの)もいます。
もちろん必要だからそれだけ所持しているのでしょうが、実際に利用できるのは人にもよりますが、雪質や用途、時期によって使用する板を変えたとしてもせいぜい4~5本程度です。それ以上は収集欲による結果と言えるものだと思います。
但しそれなりの手間を費用をかけて収集したものですから簡単には譲ってもらえないと思いますが、スキボダは常に新しい仲間を求めています。SNSに限らずどこかで自分のスキボ熱を熱く語れば、もしかしたら良いことがあるかもしれませんよ。
スキボの入手方法 まとめ
いかがでしたでしょうか?どんな趣味でも一番最初に行うことはまず必要なものを入手することですが、スキボの場合には意外とそれが難しいので始める前から「買えないなら、始めなくてもいっか」となってしまうこともあるかもしれません。
それはスキボダGJとしては非常に寂しいことです。
スキボはウインタースポーツの中でも比較的安価に始めることができます。スキボを始めたいと思っている方全てにしっかりとスキボを入手してもらえるための一助なれば幸いです。