スキボダGJの発足
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スキボダGJの発足
2016-17シーズンで10周年を迎えたスキボダゲレンデジャッカーですが、その発足はスキーボードに対するちょっとした思いとほんの些細なきっかけが始まりでした。
スキーボード、ファンスキー向けのイベントを開催する当団体、スキボダGJことスキボダゲレンデジャッカー発足について語っていきたいと思います。
時代背景
スキボダゲレンデジャッカーの発足、それは2007年までさかのぼります。
インターネットによる交流が一般的になってきた1990年代後半、この時の主な交流ツールはチャットや掲示板、メーリングリストでした。この頃はインターネットでの交流と言うのはさまざまな社会現象を引き起こし、良くも悪くも利用者の質が試されていた時代でした。
しかしパソコンが安価で購入できるようになり、また携帯電話でのインターネット利用が普及してインターネットが誰でも手軽に利用できるようになると、インターネットによる交流と言うものがより一般的に身近なものとなっていきました。
しかしやはり顔や素性が分からない第三者との交流と言うものに抵抗がある人は以前多く、またそれを悪用した事例も少なからず発生し続けていたようです。
そこで発生したのが完全会員制のクローズドコミュニティmixiでした。
当時のmixiは会員になっている方からの紹介がないと入会できず、また本名での利用が前提となっていたので、今までの匿名利用がまかり通っていたネット交流とは一線を画し、安全な交流を求めていた方から爆発的な人気を得ていました。
前置きが長くなりましたが、そのmixiからスキボダゲレンデジャッカーは産まれました。
きっかけの一言
mixiには同じ趣味の人が集うコミュニティが多数あり、その中にスキーボードのコミュニティがありました。何度かオフ会に参加しましたが、ゲレンデの少数派であるスキーボード・ファンスキー愛好家が仲間を求めているのは今も昔も変わりません。
何度かオフ会で集まるうちに意気投合する仲間も出来ていきます。思えばこの雰囲気こそがスキボダゲレンデジャッカーの前身とも言える状態だったのかもしれません。
そして決定的だったのが2007年の夏ごろ、スキボ仲間とのバーベキューをしている時でした。
「スキボダでゲレンデを埋め尽くしたらすごいよね!?」
・・・・・!!
仲間が発した何気ない一言、これが全ての始まりでした。
はじめてのゲレンデジャック
趣味でつながるmixiを介して、2007-08シーズンにはじめてのスキーボード、ファンスキー向け大規模イベント、スキボダゲレンデジャックを開催しました。当時の詳細記録は残っていませんが、参加人数はおよそ50~60名。もちろん全員スキーボード・ファンスキーです。
普段はゲレンデに自分しかいないスキーボード・ファンスキーがゲレンデを埋め尽くさんばかりに溢れている!もちろん誇張表現ですが、当時はそれくらいの衝撃でした。
全ての参加者がはじめての環境で興奮しています。それが手に取るように分かりました。今でこそイベントでスキボ仲間と会うことは珍しくありませんが、当時は自分以外のスキボを見ることすら珍しい時代です。その興奮たるや、言葉では到底表現しきれない程でした。
そして現在・・・
それから毎年イベントを行い2016-17シーズンで10回目を迎えました。
イベント運営が何度か暗礁に乗り上げそうになったこともありましたが、それでもここまで続けてこれたのは、はじめてのゲレンデジャックの時に見た、参加者皆様の高揚した嬉しそうな表情があったからです。
スキーボード、ファンスキーの仲間をつなぐスキボダゲレンデジャック
今では交流の場もmixiのほかにTwitterやFacebookなどさまざまなSNSが出てきました。スキボダゲレンデジャッカーもそれに対応して、交流や情報発信の場をそれらのSNSまで広げてきています。
しかしスキボダゲレンデジャッカーの基本方針は変わりません。
スキーボード・ファンスキーによるゲレンデジャック
スキーボード・ファンスキーを愛好してくれる仲間がいる限り、そしてイベントに参加してくれた皆様の楽しそうな表情がある限り、スキボダゲレンデジャッカーの活動は続いていく、と思います。