スキボ関連用語

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基礎用語、団体、イベント

スキボ
スキーボードの略称。日本スキーボード振興会(旧名:スキボダゲレンデジャッカー)の造語

スキボダ
スキーボードをする人、スキーボーダーの略称。 日本スキーボード振興会(旧名:スキボダゲレンデジャッカー)の造語

日本スキーボード振興会
スキーボードの振興を目的とした任意団体。スキボダの交流を主目的としたイベントの運営を主目的とする。略称はスキボ振興会。

スキーボードフェスティバル
スキボダが集まるイベントの名称。2019年時点ではスキーボードイベントの中で最大規模と思われるイベント。

スキボダゲレンデジャック
「ゲレンデをスキボで埋め尽くしたらスゴイんじゃない?」と言う何気ない一言から始まったスキーボードイベント。2007年から始まり、2019年時点で12回開催。1~2回目は岩原、3回目は舞子、4~5回目はしらかば2in1、7回目以降は鹿島槍スキー場で開催。略称はスキボダGJ、GJ。2019-2020シーズンに【スキーボードフェスティバル】に名称変更。

スキボダゲレンデジャッカー
スキボダゲレンデジャックを運営実行する有志団体の名称。2007年にmixiコミュニティから発足した。2019-2020シーズンに【日本スキーボード振興会】に名称変更。

GR
2006年に発足したスキーボードの有志団体。旧名はGrandtrick Ravers(グラウンドトリックレイバーズ)だったが、略称の方が有名だったため2017年に正式にGRに改名。名称にグランドトリックとあるがグラトリ特化集団ではなく、スキボを楽しむ方なら誰でも参加できる団体。GRの有志が主催するイベント名の多くに「GR〇〇( 開催地域 )」のように団体名+開催地域で命名されることが多い。後述のGR SKI LIFEとは別物。

GR SKI LIFE
前述のGRの主催者が 2014年に立ち上げたスキーボード専門ブランド。代表自体が生粋のスキボダなのでユーザーライクのモデルが多い。2019年時点で10機種(終了機種含む)をリリースしている。

ブルーモリス/Bluemoris
国内で老舗のスキーボードブランド。スキーボードブーム時から現在まで継続的にスキーボードをリリースしており、20年以上の販売実績と販売シェア、和柄が主体のジャパニーズテイストデザインで高い知名度があるブランド。略称はブルモリ。

スキーボードショップ/SBS
スキーボードを専門に取り扱うオンラインショップ。海外製スキーボードを国内で購入出来るほぼ唯一のショップ。上記のブルーモリスの製品も購入可能。略称は頭文字をとってSBS。

REVEL8/RVL8
日本国内において恐らく一番有名な海外製スキーボード。名称の読み方は「レベルエイト」。全体的に幅広でしなやかなフレックスのモデルが多い。長さは80cm程度のものから最長130cm程のものまで多彩なラインナップがある。また同ブランドで4x4ビンディングも取り扱いがある。上記のスキーボードショップで購入可能。

日本ファンスキー協会
1991~2年頃に発足した協会。当時はファンスキーの有志団体の活動が活発に行われていたため、雑誌やDVDの販売、各種大会の運営など協会としての活動も大いに盛り上がっていたようだったが、2000年前半頃にブームが終焉を迎えると協会も活動を休止。現在も休止状態のまま協会自体は存在はしているそうだが、公の活動はないので実態は不明。

レジェンド
スキーボードブーム到来時にスキーボードのライダーやそれに準ずる周知活動をしていた方々の総称。現在では諸々の事情でスキーボードから離れている方も多いが、話を聞いてみると純粋に楽しいと思えるのはスキーボードと今でも思っていてくれている。しかし大人の事情により表立ってそのことを口外できる方は少ない。そのため表立ってスキーボードについて触れることは出来ないが、陰から日本スキーボード振興会の活動の支援や応援をしてくれている方も多数いる。現在のフリースキー界の中にはかつてスキボダだった方も多数いるが、ここでは名前は割愛する。

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マテリアル/ギヤ

スキーボード
スキーボードとは全長100cm未満のスキーのことを指すが、スキーボードに対する明確な形状的定義は国内外に存在していない。そのため日本スキーボード振興会では以下の条件に合致するものをスキーボードと定義している。
(1)全長100cm未満
(2)メーカーがスキーボードとしてリリースしているもの
上記を満たせばビンディング、板の形状、メーカー、用途などが違っても全てスキーボードとしている。因みに「スキーボード」は国際的に通用する固有名詞である。後述のようにスキーボードを指す名称は多々あるが、日本スキーボード振興会では呼称をスキーボード(或いは略称のスキボ)に統一している。詳しくはスキーボードの定義を参照。

ファンスキー
1990年代に発足した日本ファンスキー協会がスキーボードに対して日本独自の呼称として定めた名称。ファンには「楽しい」「簡単」などの意味が込められている。ファンスキーの定義は全長130cm以内と定めており、厳密にはスキーボードとは異なる部分もあるが、スキーボードと同意語として使用しても一般的にはほぼ問題はない。但し「ファンスキー」は日本ファンスキー協会が定めた日本国内での呼称であり、海外でファンスキーと言うと【Fun Ski→楽しいスキー】と言う意味になり、スキーボードとは認識されないので注意。

ショートスキー、ミニスキー、スノーブレード
スキーボードとファンスキーの違いを参照。

リーシュ/リーシュコード
スノーボードなどでも用いられる流れ止め用の紐。スキーボードの非解放式ビンディングにはブレーキ機構がついていないため、万が一ビンディングが外れた時に板が流れてしまうので、それを防ぐためには必須の装備。スキーボードでは左右両方の板に対して必要。形状はマジックテープ、カラビナ、ワンタッチコネクタなどさまざまである。

ビンディング
スキーボードにブーツを固定するための金具。スキーボードでは非解放式ビンディングが一般的であるが、昨今は安全面などを考慮して解放式ビンディングが台頭しつつある。詳しくはスキーボードのビンディングを参照。

4x4
非解放式ビンディングの取り付けネジ穴の規格。 読み方は「フォーバイフォー」 。非解放式ビンディングが取り付け可能なスキーボードにはほぼこの規格が採用されている。板によりネジ穴の深さが若干異なる場合があるので、ビンディングを違う板に移動させる場合には念のために確認したほうが良い。

安全装具
ヘルメットや各種プロテクターなどの衝撃から身体を守り、衝撃を軽減させる装具の総称。パークライドではもちろん、グラトリや滑走などにおいても思わぬ転倒や第三者との接触や追突などがある場合もあるので、スキボ振興会では滑りのスタイルに関わらずヘルメットなどの安全装具の装着することを推奨している。

スキーボードの部位名称

ここでは基本的な名称のみの紹介です。詳細はGR SKILIFE様の下記ページで詳しく解説されていますのでよろしければご覧ください。
スキーボード板の各部の名称とその意味について
スキーのキャンバーとロッカー、フレックスとトーションについて

ノーズ
板の前部分。トップ、チップと呼ばれることもある。

テール
板の後ろ部分。

センター
板の中心部分。

シェイプ
板のセンターがノーズとテールに対してくびれ部分。サイドカーブ、サイドカットと呼ばれることもある。

キャンバー
板の反り。

ソール
板の裏側、滑走面。

デッキ
板の表側、デザイン面。

エッジ
板の外周に取り付けられている金属。この金属で雪面に抵抗を生みターンを行う。

フレックス
板の上下のたわみ。

トーション
板の左右のねじれ 。

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板の状態

ケバ立ち
ソール面の一部または全体が白い筋のようなものが表面に見えている状態。主にエッジ付近に多く見られる現象で、ワックスが落ちてソール面がワックスで保護されていないむき出しの状態になっている現象。滑走性も著しく減少する。

セットバック
板のセンター(または板のセンターマーク)よりも後ろにビンディング(の中心)を取り付けること。スキーボードに限らず一般的なスキーは程度の差はあれ、ほとんどセットバックでビンディングを取り付けている。

セットフロント
板のセンター(または板のセンターマーク)よりも前にビンディング(の中心)を取り付けること。 セットフロントでは板の操作性は向上し、パークライドユーザーには好まれる傾向にあるが、テール部分の引っ掛かりを感じることが多くなる。

コンケーブ
何らかの原因でソール面が凹んでしまっている状態。目視では分からないことが多い。エッジが効きやすくなる反面、雪面にエッジが引っ掛かりやすくなる。

コンベックス
何らかの原因によりソール面が出っ張っている状態。目視では分からないことが多い。雪面にエッジが引っ掛かりにくくなるのでスライドなどのずらし動作がしやすくなるが、反面ターンを掛けてもエッジが掛かりにくくなる。

剥離
密着しているもの同士が剥がれることを指し、スキーボードの場合では何らかの理由でデッキやソールなどの板の剥離やエッジの剥離などが発生することもある。但しスキーボードに限らずウインターギヤにおいて剥離現象は余程保管状態が悪かったり、板を痛めつけるような滑走をしない限り頻発するような事象ではないのでさほど心配はない。

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